だ液の働きと歯の健康
投稿日:2020年8月27日
カテゴリ:スタッフブログ
下の前歯の裏に歯石と着色がついていました。
歯と歯の間にある隙間が歯石で埋まってしまっています。
クリーニング途中です。
少しずつ汚れがとれているのがわかります。
クリーニング後です。
歯石が取れて歯と歯の間の隙間が現れました。
着色が取れて歯も白くなりました。
歯石があると歯肉が腫れたり汚れが付着しやすくなり、
歯石ができたらできるだけ早めに除去することをおすすめします。
毎日ハミガキしているのに、
甘い物の食べ過ぎが原因と考える方が多いと思いますが、
むし歯にはいくつもの原因が重なり合って発生します。
そこで見直してほしいのが、だ液です。
ピンとこない方も多いかもしれませんが、唾液のはたらきと、
だ液は消化酵素のひとつでもありますが、同時に、
・PH 緩衝作用
飲食により酸性に傾いた口の中のPHを中和してくれます。
・再石灰化
飲食により溶けかかった歯の表面を修復しむし歯を防ぎます。
・自浄作用
口の中の食べかすやプラークを洗い流す働きがあります。
・抗菌作用
抗菌作用を持つ成分が口の中の細菌の増殖をおさえます。
だ液は天然のスーパー消毒液とも言われています。
1日約1.5㍑の唾液が分泌されます。
ですが、一般的に夜になると唾液は減少します。
また、加齢などの影響で30代をピークに減少していきます。
他にも口での呼吸、ストレスでもだ液が減少します。
だ液の分泌が減少すると口の中が乾燥しネバネバし、
口が動かしにくくなったり、
だ液をしっかり出すには食べ物をしっかり噛んで食べてる、
お口の健康だけでなく身体の健康を保つ為にも十分な唾液の分泌が
少しでも気になる方は一度ご相談にいらして下さい。
世田谷区・千歳船橋で歯のクリーニング、歯科検診をご希望の方は、
ぜひ千歳船橋歯科へお越しください。
■ 他の記事を読む■