虫歯治療・根管治療|世田谷区千歳船橋駅2分の歯医者|千歳船橋歯科

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虫歯治療・根管治療

削ったり抜いたりを最小限にとどめ、痛みを軽減できる低侵襲治療

低侵襲虫歯治療

マイクロスコープや歯科拡大鏡を使用し、削ったり抜いたりを最小限にとどめることにより、痛みについても緩和することが可能です。歯科医院に対して多くの方が抱いておられるイメージは「痛い」ということだと思いますが、現在の歯科治療では強い痛みを感じることはほとんどなくなってきています。適切な麻酔処置により痛みを可能な限り小さくし、虫歯治療を行いますので、痛みについてご不安をお持ちの方もぜひ当院へご相談頂ければと思います。

痛みの少ない治療

痛みの少ない治療「虫歯治療=痛い」というイメージをお持ちの方もご安心ください。当院ではできるかぎり痛みを抑えるために多くの工夫を行っております。詳しくは下記リンクよりご覧ください。

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なるべく歯を削らない

なるべく歯を削らない虫歯治療の場合はほとんどの場合虫歯歯質と同時に一部健康な歯質も削ることになります。その際、できるかぎり健康な歯質を削らないよう工夫しております。詳しくは下記リンクよりご覧ください。

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なるべく歯を抜かない

なるべく歯を抜かない神経にまで達した重度の虫歯や歯ぐきから膿が出ているような場合でも、できるかぎり歯を抜くという結果にならないように、抜歯回避策を多数ご用意しております。詳しくは下記リンクよりご覧ください。

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虫歯で神経を取ることを防ぐ「MTAセメント治療」

MTAセメント従来の治療では、虫歯が重度に進行し神経にまで少しでも達してしまった場合はほぼすべてのケースで神経を抜くことになっておりました。しかし、近年、MTAセメントと呼ばれる素材が開発されてからは同ケースでも神経を残せることが増えております。

虫歯により神経が露出した箇所をMTAセメントによって封鎖すること、MTAセメントに含まれる殺菌成分と、緊密性により、神経を保護できる場合があるのです。ただし、大幅に神経が露出している場合はこの限りではありません。

2次虫歯に実施したMTAセメントによる神経保存療法の症例

▼50代女性の患者さんです。数年ぶりの歯科検診をご希望で来院されました。

初診時のレントゲン写真

①レントゲン写真を撮ると、左上の奥歯に大きな影がありました。自覚症状はまったくないとのこと。虫歯と思われる影が、神経まで達しているように見えるので、治療をすることになりました。

初診時の口腔内写真

②実際の歯を見てみても、そこまで大きな穴があいているわけではありません。歯の内部を確認するため、銀の詰め物を取り除きます。

銀歯の除去

③銀の詰め物をと取り除くと、明らかな虫歯が広がっていました。このような状態でも、痛みは全く感じていないということが多いです。

虫歯の切削

④健康な歯質はできるだけ削らないよう、丁寧に虫歯を除去していくと、ほとんど神経に達していることがわかりました。

MTAセメントによる保護⑤ここで、MTAセメントを使用し、神経を保護することで保存を試みます。

セラミックインレー装着

⑥その後、約2ヶ月経過し、強い痛みが発生しないことを確認。e-maxセラミックインレーで修復して治療完了です。

これほどの虫歯の大きさでも、痛みやしみるなどの自覚症状がないことが多いものです。歯を直接見ても、穴があいているわけではないので、虫歯かどうかわかりません。この場合は、レントゲン写真をとることで初めて発見できました。

今回のケースのように定期的にレントゲン診査を行うことで、早期発見・早期治療が可能となり、本来であれば取り除く可能性の高い神経を保存することができました。

この治療の期間 2ヶ月
この治療の回数 3回
この治療の費用 MTAセメント 1ヶ所 6,600円(税込)
e-maxインレー 1本 77,000円(税込) ※10年保証
この治療のリスク 虫歯が深い場合、神経を取って根管治療が必要な場合がある。
治療後に知覚過敏症状が出ることがあるが、数日~数週間で消失する。

根管治療(歯の神経治療)を徹底!歯内療法医による4つの精密治療

根管治療根管治療とは、虫歯が神経の通っている穴(歯髄)にまで達し、歯髄が虫歯菌に感染を起こした場合に行われる歯科治療です。神経を抜くことになった場合は、抜いた後、歯髄をキレイにお掃除し、薬剤を入れ封鎖することで修復します。言葉で言い表すと簡単ですが、この根管治療は、根管治療専用の機器や根管治療を専門とした歯内療法医がいるくらい、困難な治療で知られています。

千歳船橋歯科では、歯内療法を得意とする歯内療法医が下記の機器や薬剤を使用し、精密に再発しづらい根管治療の提供にこだわっています。

マイクロスコープの使用の精密根管治療

マイクロスコープマイクロスコープは肉眼の20倍にまで視野を拡大できる装置です。根管内は暗く、1ミリ程度の穴のお掃除ですから、肉眼での根管治療は、ほぼ手探り状態といっても過言ではない状況で行われます。お部屋のお掃除の時に部屋を暗くしてほぼ見えない状態ではお部屋をキレイにすることができないのと同じです。当院では根管治療時にマイクロスコープを使用することで根管治療精度を高めます。

ラバーダムによる根管の感染防止

ラバーダム人間の唾液には多くの細菌が含まれています。せっかくキレイに殺菌できた根管でも、そのあとに唾液がほんのちょっとでも入ってしまうだけで殺菌したはずの根管がまた感染根管になってしまうことがあります。そのため、当院では根管治療時にはラバーダムというものを用いて、対象の歯を隔離した状態で根管治療を行い、唾液による再感染リスクを防止しています。

ニッケルチタンファイルによる根管内清掃

ニッケルチタンファイル根管のお掃除の際には、ファイルと呼ばれるつまようじのような形状のものを使用します。このファイルには様々な種類がありますが、当院ではニッケルチタン製のニッケルチタンファイルを使用しています。一般的なファイルと比較して弾力性が髙いため、湾曲した根管の隅々まで届きます。また、根管の中で折れてしまうリスクも少ないです。

CTによる精密根管診断

CT根管が感染を起こし病巣をもっている場合、その病巣がすべてレントゲンで把握できれば良いですが、レントゲンに映らない根管病巣が非常に多くあります。またレントゲンに映らない根管もあります。歯が痛いけれど虫歯箇所は見えない、レントゲンにも何も病巣は写っていないということが多くあるのです。そんなときの診断に役立つのがCTです。CT診断を行うことで病巣が発見できる場合があります。

千歳船橋歯科が実施した虫歯・根管治療症例

千歳船橋歯科で実際に行った根管治療の症例をご紹介致します。

複雑な形態の根管に対して実施精密根管治療

▼左上の歯ぐきが痛くて腫れている、とのことで来院されました。この歯は、数年前に神経をとって根の治療を行ったものの、膿の広がりが大きいので抜歯をすすめられたとのこと。

根管治療症例

①レントゲン写真を見ると、黒い影が広がり、副鼻腔との境目がなくなっているようでした。根管の中にはある程度薬が入っている形跡がありました。

根管治療症例

②実際にマイクロスープで根の中を観察してみると、2つの根管が確認できましたが、この歯は上顎大臼歯なので、少なくとも3つ、あるいは4つの根管がある可能性が高いのです。

根管治療症例

③CTスキャンでも確認してみました。すると、見かけ上、大きな2つの根のなかに、それぞれ細い根管が2つずつあることがわかりました。つまり、未処置の根管が2つ残っている、という状況でした。

根管治療症例

④そして、マイクロスコープを見ながら慎重に探索していくと、矢印の部分に未処置の根管を2つ探り当てることができました。

根管治療症例

⑤4つの根管をしっかり洗浄、消毒して最終的な薬を入れて根管治療終了です。

根管治療症例

⑥根管治療終了時のレントゲン写真を見ると、当初大きかった黒い影が小さくなっていることがわかります。

処置前と処置後1年4ヵ月後の比較です

処置

根管治療症例

処置後 1年4ヵ月後

根管治療症例

根の先から副鼻腔まで広がっていた黒い影が消え、境目がはっきりしています。当然ながら痛みや腫れの症状もなくなっています。しかしながら、マイクロスコープやCTスキャンがなければ、私でもこのような治療結果は実現できなかったと思います。世田谷区・千歳船橋でマイクロスコープによる根管治療をご希望の方は、ぜひ千歳船橋歯科にお越しください。

この治療の期間 2ヶ月
この治療の回数 5回
この治療の費用 マイクロスコープ根管治療 大臼歯1本 88,000円(税込)
ファイバーコア 大臼歯1本 22,000円(税込)
この治療のリスク 部分的に根を除去した部分に、食べ物がつまりやすくなることがある。
残存している根管に再発の可能性はある。

虫歯の治療はいつ行うべきでしょうか

判断基準は様々なのですが、痛くなってからでは神経を取る確率が高くなります。多くの虫歯は、歯と歯の間に発生し、知らず知らず進行していきます。Stenlund H.の論文よると、「虫歯の多くは大臼歯と小臼歯の隣接面に多発する傾向にある。」とのこと。

虫歯菌の侵食

この写真をみてください。どこに虫歯があるでしょうか。患者さんに自覚症状はなく、外から見ても問題ないように見えます。

レントゲン

しかし、レントゲン写真を見ると、神経に達する大きな影があるため、治療を行うことになりました。

根管内の殺菌

実際に削ってみると、神経に達するほどの大きな虫歯がありました。

ここまでの大きな虫歯であっても、自覚症状がないことはよくあるので、痛くないから問題ない、という判断はあてになりません。

このような隣接面の虫歯が多発する原因として、

などが考えられます。

奥歯の虫歯

奥歯の虫歯奥歯の側面はそもそも見えにくい上に、前歯よりも分厚いので、ますます虫歯が見つかりにくい場所といえます。レントゲン写真が示すように、歯の横から発生する虫歯は、咬む面よりもよく見えないのに、神経に到達するまでの距離が短いので、すぐに神経をとらなければならないこともあります。虫歯は歯の表面から順番に進んでいく、というのが一般的なイメージかと思います。私も歯科医師になるまではそう思っていました。そういう虫歯もありますが、実際の感覚では、表面の穴はとても小さく、中で広がっていることが多いです。レントゲンを撮らずに口の中をさーっと診るだけでは発見することは困難です。この写真は虫歯になった歯の断面です。見ての通り、虫歯の入り口は黒いどころか白い(白濁)しており、象牙質に到達すると一気に大きくなっていることがわかります。

虫歯治療後の詰め物の素材の種類によっては虫歯再発のリスクが

銀歯と2次虫歯の関係

銀歯はその素材の性質上、歯にピッタリの形状で製作することが大変困難であり、また、経年劣化によって変形するため、銀歯と歯の間に隙間が生じ、そこに細菌が進入し、虫歯が発生することが多々あります。銀歯の詰め物治療を行った場合、5年以内にその銀歯の下は虫歯になるということ(=2次虫歯)も発表されています。

サンプルイメージ

▲一見、問題なく見える銀歯も・・・

サンプルイメージ

▲除去してみると黒く怪しい部分が・・・

サンプルイメージ

▲黄色枠の部分に虫歯発見!銀歯と歯の間から虫歯に感染していました。

銀歯だけでなく、ハイブリッドのつめ物も2次虫歯になりやすい

サンプルイメージ

▲セラミックと歯科用プラスチックの混合素材であるハイブリッドセラミックは安価で白い詰め物の素材として人気がありますが、プラスチックを含むので経年劣化は避けられません。この歯は数年前にハイブリッドセラミックにて詰め物をした歯ですが、しみるということで診てみることに。

サンプルイメージ

▲ハイブリッドセラミックの詰め物を取ってみると、そこには虫歯が広がっていました。ハイブリッドセラミックは、オールセラミックに比べ、すり減ったり割れたりしやすいため、数年で歯との間に隙間ができたり亀裂が入ったりすることで、虫歯菌に感染することがあります。

千歳船橋歯科が実施した2次虫歯の治療症例をご紹介

千歳船橋歯科が実際に行った2次虫歯の治療を解説致します。

2次虫歯をセラミックインレーで修復した症例

2次虫歯の治療

▲銀の詰め物の縁がざらざらする、とのことで来院されました。しみる、痛むなどの自覚症状はありません。よく見てみると、詰め物の周辺の歯が欠けて、穴があいていました。

2次虫歯の治療

▲銀の詰め物を丁寧に取り除きます。外からは全く分かりませんが、詰め物の内側にむし歯が侵蝕していました。

2次虫歯の治療

▲幸い、神経に到達するような深いむし歯ではありませんでした。虫歯を綺麗に取り除き、形態を整えて型を採取しました。

2次虫歯の治療

▲作製したe-maxインレーを詰めて、修復完了です。詰め物の縁のラインがほとんどわからないレベルで接着しています。

今回のケースは、「ざらざらする」ということに気がついたので、治療を行うことになりました。しかし、詰め物の内部で進行する虫歯は、全く気がつかない場合も多いので、定期的にチェックすることが大切です。

治療期間 1週間
治療回数 2回
治療費 e-maxインレー 1本 7万円(税込) 10年保証
この治療の想定されるリスク 虫歯が深い場合、神経を取って根管治療が必要な場合がある。
治療後に知覚過敏症状が出ることがあるが、数日~数週間で消失する。

その他のつめ物・かぶせ物治療症例はこちら>>

世田谷区千歳船橋での虫歯治療なら千歳船橋歯科までご相談下さい

虫歯治療

当院千歳船橋歯科では、痛みを抑えた虫歯治療を行っています。削る部分を最小限に抑え、可能な限り抜歯を回避する治療方法を選択し、ご案内致します。世田谷区千歳船橋にて削ったり抜いたりを最小限にとどめ、痛みの少ない歯科医院をお探しの際には、千歳船橋駅近くの当院までぜひご相談下さい。

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