だ液の働きについて
投稿日:2020年7月22日
カテゴリ:スタッフブログ
だ液は、私たちのお口の中で常に分泌され続けています。
1日に分泌されるだ液はなんと1~1.5Lと言われています。
だ液はお口の中を潤しお口の粘膜を保護してくれる役割があることはよくお分かりかと思います。
それ以外にも、だ液は様々な役割を持っていることをご存知でしたか?
・消化作用
だ液の中にはアミラーゼなどの消化酵素が含まれています。
これは、デンプンを糖に変え、消化をしやすくしてくれます。
ご飯をよくかむと甘く感じるのは、このためです。
・緩衝作用
酸性度の高いものを食べた時に、お口の中のpHを中性に保って歯が溶けるのを防いでくれます。
・洗浄作用
食べかすを洗い流して、
・殺菌作用
だ液に含まれるリゾチームやペルオキシダーゼが殺菌・抗菌作用を持っています。
・歯の保護
だ液の中の糖タンパクによって形成されるペリクルは歯を保護しています。
また、だ液に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンは
初期の虫歯を再石灰化してくれる効果もあります。
このようにだ液にはたくさんの効果があります。
だ液の量が少なくなると、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
日常的にそのような症状がございましたら、ぜひご相談ください。
世田谷区・千歳船橋で歯のクリーニング、歯科検診をご希望の方は、
ぜひ千歳船橋歯科へお越しください。
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