歯ブラシにかける時間

皆さんは歯ブラシにどのくらいのお時間をかけていらっしゃいますか？

初めて来院された患者さんには

問診票に歯ブラシはいつしているか？何分かけて歯を磨いているか？を記入して頂く欄があります。

見ていると

大体、1日2回(朝食後、寝る前)、1回あたり3分くらい

という方が多いようです。

世界歯科連盟(FDI)と国際歯科学会(IADR)およびWHOによる

フッ化物配合歯磨剤の推奨使用法についての提言においては

300ppm以上の濃度のフッ化物配合歯磨剤を

吐き出さずに2分間保つことが

推奨されているそうです。

つまり

フッ化物配合の歯磨き粉を使用している場合に

フッ素の効果を最大限生かすには

2分以上はお口に含んだまま、磨かないといけない

ということですね！

ちなみに、1000ppmの濃度のフッ化物配合の歯磨き粉であれば

6歳以上において、歯ブラシのヘッドの長さ(1~1.5g)が推奨の使用量です。

1gは思ったよりも多いので、慣れないうちは、濃度を維持しながら、

お口の中に行き渡らせるのはなかなか難しいかもしれませんね。

今回はフッ化物配合の歯磨き粉の効果と歯磨きの時間の観点からお話をしましたが

患者さんそれぞれの歯並びや生活習慣によっても、歯ブラシにかけて頂きたい時間は多少異なります。

時間をかけていても、歯ブラシが当たっていなければ、汚れは残ってしまいます。

当院の衛生士の歯磨き指導では

その患者さんにあった

歯ブラシのあて方や清掃用具の使い方

を指導させて頂いております。

ぜひ一度、お話を聞いてみてはいかがですか？

世田谷区・千歳船橋で歯のクリーニング、歯科検診をご希望の方は、

ぜひ千歳船橋歯科へお越しください。