歯並びと歯周病
投稿日:2019年7月22日
カテゴリ:スタッフブログ
今日のクリーニングです。
全体的に歯と歯ぐきの境目と、歯と歯の間にプラークが多くついている方でした。


特に下の前歯は叢生があり、歯が重なっている部分がとても磨きにくそうで歯石も多くついていて
歯ぐきは腫れ、触ると出血していました。
歯並びが良い方でも歯石がつきやすい部分なので、
重なってしまっている方はさらにつきやすくなってしまいます。
歯ブラシは縦にあて、重なっている部分に毛先を入れ込むように丁寧に磨き、
フロスを夜寝る前だけでも歯面に沿わせて何度かしっかり通すようにすると良いですね。


プラークは毎日つき、時間が経つと固まって歯石になり取れなくなってしまうので、
フロスは毎日使用した方が良いです。
また、ワンタフトブラシがあると普通の歯ブラシに比べとても磨きやすく、
凹んだ部分にしっかり当たるのでおすすめです。
それでも歯石はついてしまうことがあるので、
約3ヶ月に1度くらいのペースでの定期検診をおすすめしています。
また、奥歯の方にもプラークが多くついていて、
腫れと出血に加え歯ぐきが下がってしまっていました。

奥歯は根っこが分かれていて、最初は歯ぐきの中に隠れていますが
プラークや歯石がたまって歯周病になると歯ぐきが下がり、根っこが露出してしまいます。
すると磨く面積が増え、分かれている部分にもプラークがたまるので、
歯間ブラシも必要になることがあります。

歯ブラシが届きにくく磨きづらい奥歯がさらに磨きづらくなり、
歯周病も進行しやすくなるので
全体的に、特に一番奥の歯の周りまで丁寧に磨くことを毎日継続するのがとても大事ですね。
世田谷区・千歳船橋で矯正治療、歯周病治療をご希望の方は、ぜひ千歳船橋歯科へお越しください。