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フロスが先か? 歯ブラシが先か?

投稿日:2019年12月21日

カテゴリ:スタッフブログ

皆さんは日々の歯ブラシと一緒に

「フロス」は使用していますか?

 

フロスを使用しているという方!

フロスは歯ブラシの後に行っていますか?

それとも、前に行っていますか?

 

こんな面白い論文があります。

 

Journal of periodontologyに掲載された、

歯間部プラークの減少とフッ化物保持におけるブラッシングと

フロッシングの順番の違いによる効果」

という論文です。

 

これは、25人の歯学部生に「2日間歯ブラシを中止」させ、

その後2週間は、「歯ブラシ→フロス」の順番、

その次の2週間は、「フロス→歯ブラシ」の順番で

口腔清掃を行ってもらった実験です。

どちらにおいても、「フッ化物配合の歯磨き粉」で歯磨きを行っています。

 

それぞれの期間の前後に、

「プラークの残り具合を数値化したもの」

「うがいの後、お口の中に残ったフッ素の濃度」

計測し、その結果を比較しています。

 

結論として、

「フロスをしてから歯ブラシを行った方」

「歯と歯の間のプラークの量が減少する」ということ、

同時に「歯磨き粉に含まれるフッ素のとどまりも良い」

ということがわかりました。

 

 

その一方で、この論文では10-20代の学生を対象としているため、

すべての年齢で等しくフロスの効果が高い」とは言いきれません。

患者さんには、

それぞれのお口の中の状況に適した清掃器具を選択して頂く」

必要があります。

 

フロスが先か、歯ブラシが先か。

 

このお話の前提に、

「日々の歯間清掃がいかに大切か」ということがわかって頂けたかと思います。

プラークに含まれる細菌のほとんどが「歯周病やう蝕の原因菌」です。

 

歯周病やう蝕から歯を守ることに最適なのは

フロスや歯間ブラシを用いた「歯間清掃」であり、

日々の歯ブラシとともにご自身の習慣にして頂けたら幸いです。

 

世田谷区・千歳船橋で歯のクリーニング、歯科検診をご希望の方は、

ぜひ千歳船橋歯科へお越しください。

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