「白いつめもの」でも虫歯になる!
右下の奥から二番目の歯が、甘いものを食べるとしみる、
ということで来院されました。
この歯には、数年前に詰めたというハイブリッドインレーが装着されていました。
ハイブリッドインレーは、セラミックとプラスチックを混ぜたものなので、
白いけれども、耐久性が低く、数年で磨り減ったり、割れたりする傾向があります。
見た目にははっきりとした虫歯やひび割れなどは確認できませんが、
つめものと歯の境目は変色して、若干ギザギザとしている状態でした。
そして、実際に詰め物を除去してみると・・・
このようにはっきりと虫歯があることがわかります。
染色液を使って、慎重に虫歯部分を除去していきました。
削る部分は「必要最小限」を意識して治療を行いました。
最終的にh、e-maxインレーを装着し、治療終了しました。
e-maxは数あるセラミックの中でも、人間の歯の硬さとほぼ同じで、
透明感や色合いも優れており、世界標準として使用されています。
その後、治療前に感じていた症状は消えたとのことです。
今回発生していた虫歯は、詰め物の隙間から虫歯ができたのか、
前回治療した時に虫歯を取りきれていなかったのか、
原因は不明瞭ですが、少しの違和感のうちに治療できたので、
神経を取らずに済みました。
この治療の治療期間 | 2週間 |
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この治療の回数 | 2回 |
この治療の治療費 |
e-max インレー 1本 77,000円(税込) 10年保証 |
この治療のリスク | 虫歯が深い場合、神経を取って根管治療が必要な場合がある。治療後に知覚過敏症状が出ることがあるが、数日~数週間で消失する。 |
このように、千歳船橋歯科では、早期発見早期治療を心がけています。
また、天然歯の削りすぎを抑え、可能な限り神経を保護することが可能です。
世田谷・千歳船橋で詰め物の治療をご希望の方は、ぜひ当院までご相談ください。