隣接面う蝕・・・歯と歯の間からできる虫歯はよく見えない
歯と歯の間にできた虫歯、隣接面う蝕の治療です。
ご本人にとっては、しみる、とか、痛い、などの症状は全くなく、
健診をご希望で来院されました。
しかし、レントゲン写真を撮ってみると、はっきりと写っていました。
歯を直接見てみても、どこがむし歯なのかよくわかりませんね。
レントゲンを撮らないと、見落としてしまうむし歯のよくある典型例です。
いざ、治療を始めてみると、むし歯が見えてきました。
歯の表面のエナメル質はダメージが少なく、
内部の象牙質にむし歯が広がっていました。
神経に近いところまで、むし歯が進行していました。
レントゲンで確認できる範囲よりも、実際のむし歯の方が大きい、
ということがわかります。
もちろん、神経はなるべく残すことが大事なので、
神経を保護する薬剤を塗布し、
e-maxセラミックインレーで修復しました。
上の奥歯なので、直接見えることはありませんが、
咬む力が強くかかる歯なので、
銀歯や樹脂よりもむし歯になるリスクがかなり低く、
強度が強い材料が望ましいです。
見えない部分は、縁の下の力持ちであることが要求されるので、
特にこだわりたいところです。
世田谷区・千歳船橋でむし歯治療をご希望の方は、ぜひ千歳船橋歯科にお越しください。
この治療の期間 | 1週間 |
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この治療の回数 | 2回 |
この治療の費用 |
e-max インレー 1本 77,000円(税込) 10年保証 |
この治療のリスク | 虫歯が深い場合、神経を取って根管治療が必要な場合がある。治療後に知覚過敏症状が出ることがあるが、数日~数週間で消失する。 |