セラミックが割れた・・・素材も形態も重要
初診で来院された方で、
2年前に、銀の詰め物を白い詰め物に変えたが、割れてしまった、とのこと。
よく見ると、かみ合わせの部分で破損していました。
つまり、素材の十分な「厚み」が足りず、
咬む力に耐えられなかったと推測できます。
外してみると、内部にむし歯はありませんでした。
十分な厚みを確保して、形態を整えて、
再度セラミック(e-max)インレーを装着しました。
材料の選択はとても重要です。
銀の詰め物は歯が欠けやすく、むし歯が再発しやすいと言われていますので、
そのリスクが低い材料を選ぶことは理にかなっています。
しかし、それだけではなく、材料に適した「形態」も
とても重要です。
つまり、銀の詰め物と同じような形態で白い詰め物をつくると、
「厚み」が足りずに割れてしまうことがあります。
せっかくの良い材料の特性をしっかり生かすために、
「形態」にもこだわって治療しています。
世田谷区・千歳船橋で詰め物の治療をご希望の方は、ぜひ千歳船橋歯科にお越しください。
この治療の期間 | 1週間 |
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この治療の回数 | 2回 |
この治療の費用 |
e-max インレー 1本 77,000円(税込) 10年保証 |
この治療のリスク | 虫歯が深い場合、神経を取って根管治療が必要な場合がある。治療後に知覚過敏症状が出ることがあるが、数日~数週間で消失する。 |