咬み合わせを治したい・・・矯正治療

２０代女性の患者さんです。

奥歯の咬み合わせが強いと感じ、歯ぎしりのせいで頭痛がひどい、とのことで来院されました。

いわゆる、開咬の状態で、前歯が全く咬み合っていない状態です。

横から見ても、奥歯だけが咬み合っていて、

咬み合わせの肝である犬歯誘導ができていないことがわかります。

また、並びを整えるためのスペースも足りません。

治療方法は、ワイヤーによるブラケット矯正を選択し、

前歯の横幅を少し削る(IPR)ことでスペースを確保し、

インプラントアンカーを使用して、上の奥歯を圧下させる計画を立てました。

前歯を近づけるような器具と、

見えにくいですが、奥歯の上の歯茎のあたりにスクリューを埋め込み、

奥歯を上方に圧下させていきます。

治療開始６ヵ月経過したところです。

前歯がかなり近づいてきました。

治療開始から１年４ヵ月経過で、歯並びも整ってきました。

治療開始から１年７ヵ月で、終了できました。

前歯でも咬めるようになり、犬歯誘導も達成できているので、

奥歯の咬み合わせの負担は減ってきたかと思います。

患者さんの感想としても、頭痛がかなり減ったとのことでした。

世田谷区・千歳船橋で矯正治療をご希望の方は、ぜひ千歳船橋歯科にお越しください。