歯茎がはれている・・・歯内-歯周病変
20代男性、
左下奥の歯茎の腫れを訴え、当院を来院されました。
レントゲンを撮影すると歯の根の周りに影を認め、
診査をすると、歯の後ろ側の歯周ポケットが深く、
神経の治療歴はなく、
虫歯が原因で菌が侵入し、神経が感染を起こすことが頻度としては多いです
歯周ポケットから侵入した細菌が、神経を感染させることがあります。
これを歯内-歯周病変と言います。
今回の場合は、もともと、
抜歯をしてからも、歯周ポケットが深い状態だったため、
ポケットから入り込んだ細菌が根の先の神経を侵してしまった
この場合、まず神経の治療を始めてから、
CTとマイクロスコープで根の形を確認しながら、
歯周病の治療も行いながら、
歯茎の腫れが引いたのを確認した上で、
根の治療が終わり、
数週間後に、ファイバーの土台を入れて型どりをしました。
かぶせ物をした直後の様子です。
この場合、以後の歯周病の管理ができていないと、
3ヶ月後の写真です。
定期的なチェックと歯周ポケットのお掃除が必要です。
世田谷区・千歳船橋でマイクロスコープによる根管治療をご希望の方は、
ぜひ千歳船橋歯科にお越しください。
この治療の期間 | 2ヶ月 |
---|---|
この治療の回数 | 6回 |
この治療の費用 |
マイクロスコープ根管治療 大臼歯1本 88,000円(税込) ファイバーコア 大臼歯1本 22,000円(税込) e-maxクラウン1本 121,000円(税込) |
この治療のリスク |
根管治療後、再発の可能性もあります。 セラミック治療後、歯ぎしりや食いしばりが強い場合、 歯が割れることがあります。 対策として、就寝時のナイトガード装着を推奨しています。 |