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一般歯科

虫歯の治療はいつ行うべきでしょうか。

判断基準は様々なのですが、痛くなってからでは神経を取る確率が高くなります。
多くの虫歯は、歯と歯の間に発生し、知らず知らず進行していきます。
Stenlund H.の論文よると、「虫歯の多くは大臼歯と小臼歯の隣接面に多発する傾向にある。」とのこと。

この写真をみてください。どこに虫歯があるでしょうか。
患者さんに自覚症状はなく、外から見ても問題ないように見えます。

しかし、レントゲン写真を見ると、神経に達する大きな影があるため、治療を行うことになりました。

実際に削ってみると、神経に達するほどの大きな虫歯がありました。

ここまでの大きな虫歯であっても、自覚症状がないことはよくあるので、痛くないから問題ない、という判断はあてになりません。

このような隣接面の虫歯が多発する原因として、

  1. プラークが溜まりやすい環境
  2. デンタルフロスを使っていない
  3. かみしめや食いしばりにより、エナメル質にヒビが入っている
  4. 食生活習慣

などが考えられます。

奥歯の虫歯

奥歯の側面はそもそも見えにくい上に、前歯よりも分厚いので、ますます虫歯が見つかりにくい場所といえます。
レントゲン写真が示すように、歯の横から発生する虫歯は、咬む面よりもよく見えないのに、神経に到達するまでの距離が短いので、すぐに神経をとらなければならないこともあります。

虫歯は歯の表面から順番に進んでいく、というのが一般的なイメージかと思います。私も歯科医師になるまではそう思っていました。
そういう虫歯もありますが、実際の感覚では、表面の穴はとても小さく、中で広がっていることが多いです。
レントゲンを撮らずに口の中をさーっと診るだけでは発見することは困難です。

この写真は虫歯になった歯の断面です。
見ての通り、虫歯の入り口は黒いどころか白い(白濁)しており、象牙質に到達すると一気に大きくなっていることがわかります。

子供の虫歯は減っている。大人の虫歯は増えている!

世の親たちが一生懸命予防をした結果、小児の虫歯はどんどん減っています。これ自体はとてもすばらしいことと思います。
しかし、成人以上の虫歯の数は横ばいで、高齢者ではむしろ増えているのです。


厚労省実態調査グラフ

現実に日々診療を行っていて感じることは、確かに小児の虫歯はかなり少なく、治療を要することもほとんどありません。
ただ、二十歳前後を境に、虫歯や歯周病が急に増え、その自覚がまったくない人が多いです。
自分の経験もそうですが、大学生や社会人となり、生活習慣が大きく変わることが多く、そもそも健康に気を遣わなくても元気いっぱいであれば、予防に意識が向かないでしょう。
また高齢者の歯の数は多くなっている半面、様々な理由で歯磨きなどが難しくなると、虫歯や歯周病が増えてくることもあります。
かといって歯がない方がいいということではなく、自分の歯で咬めることのメリットの方が大きいです。

虫歯にならないこと、なったとしても早めに治療すること、治療するなら再発の少ない材料を使うこと、その後も定期的にメインテナンスすること

予防歯科

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