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院長BLOG

いい歯医者って? [2018年07月12日]

時々、患者さんから、

「引越しをするので、いい歯医者ありますか?」

と聞かれることがあります。


いつも正直に答えるのですが、


「わかりません。。。」


例えば、知り合いの歯科医師がいることはあります。

その場合は歯科医院を紹介はしますが、

その患者さんと相性が合うかどうかはわかりません。


同じものを見ても、

人の数だけ見方や考え方が違い、

取り組み方も違い、

さらに設備や技術の違いもあります。


最近のニュース記事です。

情報が多い時代だからこそ、

迷い、わからないことが多くなってきます。


ネットで調べること歯は気軽で手軽であるからこそ、

情報を載せる側も気軽で手軽であることを知る必要があります。


歯医者が多い多いと言われていますが、

いい歯医者を探している人も多いと感じます。

虫歯の治療はいつやる? [2018年07月05日]

ここでひとつ質問です。


自宅の窓ガラスに”ひび”が入っているのを見つけました。

しかし、いつも通りに使えます。

雨漏りするわけでも、風が漏れるわけでもなく、

触ってみてもざらざらしません。

取り替えますか?


さらに質問。


自宅の窓ガラスが割れました。

雨も風が漏れるのはもちろん、

割れた部分はギザギザしています。

取り替えますか?


後者の質問には、ほとんどの人が、

取り替える、と答えると思いますが、

前者の質問はどうでしょう?

人によって考え方は分かれるのではないでしょうか。


歯科治療はこういうことがとても多いです。


痛い、欠けた、取れた、腫れた、など、

明らかな自覚症状があれば、

受診したり治療することに抵抗がないでしょう。


しかし、健診やクリーニングの際に、

本人の自覚は全くないが、

正常ではない、またはその可能性が高い、

歯を見つけることはよくあります。


その場合、治療をするのか、様子を見るのか、

人それぞれの状況や、価値観によってかなり差があります。


昨今、セカンドオピニオンが当たり前となってきました。

歯に限らず、病院や医師の方針は様々で、

いったい何が正しいのか、わからなくなることがあります。


身も蓋もない話ですが、

正しいかどうか、を追求することはとても大事ですが、

自分が納得できるかどうか、も、同じくらい大切ですね。

矯正治療の目的は? [2018年06月27日]

歯並びをきれいにするため!


ですが、それだけではありません。

もっと大切なことは、

かみ合わせをよくすること!

です。


では、良いかみ合わせとはなんでしょう?


それは、、、犬歯誘導 を確立すること、です。


矯正治療を行う上で

歯並びをきれいにすること、自体は、

それほど難しくはありませんが、


犬歯誘導をきちんとつくることは、

場合によってはなかなか難しいことがあります。


中には、歯並びは乱れているけれど、

犬歯誘導はしっかりしている、という人もいますし、


矯正治療をすることで、

犬歯誘導がなくなってしまうことさえあり、


これでは本末転倒と言えます。


では、犬歯誘導がないとどうなるのでしょう?


検索すればすぐに出てきますが、

奥歯に過剰な負担がかかり、

欠けたり割れたりと、

悪いことがたくさん起こる可能性が高い、

ということです。


矯正治療において、

歯並びがきれいになることは、とても嬉しいことですし、


目に見えて変化がわかるので、

その時点で、もう治療を終わりにしたい!


と感じる人が多いのですが、

犬歯誘導がしっかりできているか、

にも十分な注意を払うことが大切ですね。

タバコと歯科治療 [2018年06月26日]

結局タバコが身体に良いのか悪いのか、
定期的に議論が巻き起こります。

それぞれの言い分があり、なんとも言えませんが、
歯科治療においては、明らかに良くない、と思います。
日々治療に携わり、実感していることです。

理由としては、
日本臨床歯周病学会のまとめがわかりやすいです。

特に私が日々の治療の中で実感が強いのは、
・抜歯後の傷の治りが悪い。
・矯正治療で歯が動きにくい

これらは、ニコチンの血管収縮作用により、
血流が悪くなり、代謝も悪くなるので、
傷の回復力が鈍ると考えられます。

そうすると、傷口に食べかすなどが入り込み、
傷口が化膿することがあり、
抜歯後治癒不全や、ドライソケットを
引き起こす可能性があります。

今まで、親知らずを抜歯して、
1週間以上も傷口がふさがらず、
化膿してしまった人を数人経験しましたが、
全員タバコを吸っている患者さんでした。

これはインプラント手術にも言えることなので、
喫煙者のインプラントは特に注意が必要です。

また、矯正治療とは関係ないように思えますが、
歯が動く、という現象は、
新陳代謝と深い関わりがあります。

歯に一定の力を加え続けると、
歯の周りの歯槽骨が、
スクラップ&ビルドすることで、
歯が動いていくのです。

タバコによって血流が悪くなると、
新陳代謝が鈍くなるので、
結果的に歯の動きが非常に遅くなるわけです。

その分、余計な時間が増えるので、
矯正治療の際は、禁煙をおすすめしています。

インプラントは万能か? [2018年06月20日]

インプラントは自分の歯より優れている!?


さすがに今そんなことを言う人はいないと思いますが、

インプラントがもてはやされた時、

こういう誤解がまかり通っていたと聞いたことがあります。


ここで、ひとつエビデンスをご紹介。


Effectiveness of Implant Therapy Analyzed in a Swedish Population : Prevalence of Peri-implantitis
J.Derks, D.Schaller, J.Hakansson, J.L. Wennstrom. C.Tomasi, and T.Berglundh
Journal of Dental Research 2016, Vol. 95(1) 43-49


要約

・9年前、588人のインプラント治療をした患者のうち、
 45%がインプラント周囲炎になっていた。

・そのうち14.5%に、骨欠損2mm以上の骨欠損が認められた。

この論文はインプラント発祥の国、

スウェーデンの大学で発表されたものです。


インプラント治療をした患者さんのうち、

約半数がインプラント周囲炎にかかっていた、とのこと。


つまり、インプラントも自分の歯と同じように、

「歯周病」になるわけです。

「成人の80%が歯周病にかかっている。」

ことが正しいと仮定すると、

この数字は決して多くなく、

むしろ当然であると思われます。

ただし、インプラント周囲炎の方が、

治療方法が確立しておらず、

進行するとなかなか治らない、

という特徴があるので、

自分の歯よりインプラントの方がいい!

ということにはなりません。


それでも、歯を失った場合には、

非常に有効な治療法であることは間違いありません。

大切なことは、過剰な期待をせず、

自分の歯と同じように大事にする、

ということですね。

歯の汚れ [2018年06月13日]

お茶やコーヒーが好きな人は、

歯の表面が少しずつ汚れてくることがあります。


歯科用語では、ステイン、と言いますが、

いわゆる茶渋ですね。

湯呑みや、マグカップにもつく、あれです。


このステインのつきやすさは、

かなり個人差があるように思います。


お茶やコーヒーの他にも、

赤ワイン、タバコ、漢方薬なども

ステインがつきやすいものの代表です。


歯科医院では、表面を研磨剤で磨くことで、

このステインを除去し、

歯の表面を滑らかに仕上げます。


お茶やコーヒーによるステインは、

比較的落ちやすいですが、

タバコや漢方薬のステインは、

なかなか落ちにくい感じがします。


とくに、何年もの蓄積があると、

通常の研磨剤ではほとんど取れないので、

超音波の機械を使ったり、

噴射式の特殊な研磨剤を使ったりします。


キッチンの油汚れと似ているかもしれません。

汚れても時間が短いほど、簡単に掃除できます。


それでも歯の場合は、3ヶ月に1回、

クリーニングをすれば、

きれいに保てることが多いです。


定期的にお掃除しましょう!

座右の銘 [2018年05月29日]

名言が好きです。

コンパクトな文章の中に、

物事の真理を突く鋭さと、

ユーモアや知恵を感じます。


私の好きな名言は、


「人間万事塞翁が馬」


です。


ある出来事が、幸か不幸か、その時点では定めることができない。

その後の解釈によってどうにでもなる、とも言えますね。


子供の頃には実感がなく、よくわからなくても、

ある程度人生を歩み、色々な出来事に遭遇していくと、

本当にその通りだと身にしみるようになってきます。


また、 スティーブ・ジョブズによる、

2005年スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの中で、


「点と点をつなげる」


というセリフがあります。


今、自分が信じてやっていること、

自分に起こっている出来事が、

将来どんな意味を持つのか、

初めから決めることなどできない。


少し違いますが、塞翁が馬、と似ていると思います。


ただし、何もかもを行き当たりばったりで決める、

ということではなくで、

ある程度のビジョン、目標は持つべきとも思います。


目標を定めても、その通りに進まないこともありますが、予定外の出来事や失敗を糧に、

しなやかに人生を生きていきたいと思います。

生ゴミにファブリーズ [2018年05月21日]

「自宅の生ゴミが腐って異臭が出てきたので、消臭剤をまいておいた。」

これをみなさんはどう思いますか?


「いやいや、袋に包んでゴミの日に出そうよ。」

と思いましたか?


これは自分が学生時代に遭遇した、本当にあった会話です。

文字にすると若干シリアスですが、実際は笑い話です。


くさい物にふたをする、と言いますが、

くさいものに消臭剤、でも根本解決にはならないわけです。


しかし、これと同じことが歯周病予防で、

さかんに宣伝されています。


具体例は避けることにしますが、

いわゆる「洗口剤」「マウスウォッシュ」の類です。


これらを使用することで、

すっきりさわやかな気分になったり、

とりあえず口臭を抑える、という効果は期待できますが、


においの元となっている歯垢などの、

磨き残しが取れるわけではありません。


「腫れた歯ぐきを引き締める!」

と言っても、原因となっている汚れを取らないと、

歯周病が治るわけではありません。


歯の表面にこびりついている汚れは、

バイオフィルムを形成するため

洗口剤だけでは取り去ることができないのです。


かといって洗口剤は無駄なものではありません。

目的をしっかり把握して、

歯ブラシやフロスでしっかり磨いてから、

仕上げに洗口剤ですっきり!


これが理想的な使い方ですね。

愛着をもつこと [2018年05月11日]

「最近、自分の歯がとっても愛おしく思えるようになったんです。」

先日、治療を終えた患者さんのお言葉です。

 

この方は、

約5ヶ月かけて、

18本の歯の治療を行い、

治療費は約200万円でした。

 

この数字をどのようにとらえるでしょうか。

 

イケア効果

という言葉があるそうです。

 

歯は自分で治療するわけではありませんが、

通院する労力、治療の時間、治療費用、など、

その人の資源を投資することになります。

 

そのリターンとして、

よく噛めるようになり、

すてきな笑顔を取り戻すことができました。

 

そして、今まで感じたことのない感情が生まれたようです。

 

 

「自分の歯を愛おしく思う。」

これこそ、まさに私の歯科治療の願い、そのものです。

 

歯に限らず、自分の身体、生活、人生を愛おしく思い、

家族、友人、関わる人やものすべてを愛おしく思えるようになってほしい。

 

日々の願いです。

もったいないお化け [2018年05月04日]

小さい頃、流行っていた記憶がありますが、

もったいないおばけ

取りつかれている気がします。

もしくは自分の守護霊かもしれません笑


これはもともと「 食べ物を粗末にしないことを啓蒙する目的 」 

から始まっているようですが、

物品にも大いに当てはまると思います。


良く言えば、物持ちがいい、ということでしょうか。

数ヶ月前、実家に帰省した際、

母親が使っていたティーポットが、

自分の子供の頃、30数年前、に使っていたものだったので、


思わず、「え、これまだ使ってたの!?」と聞くと、


「問題なく使えるんだから使ってるのよ。」とのこと。

返す言葉がありませんでしたが、

自分のことを振り返ると、

20年前に買った、ちょっといい服、を今でも着ています。


その服自体かなり丈夫なのでしょうが、

思い出があるので大事にしているとはいえ、

人に言うと大抵、驚きとあきれ顔が返ってきます。


自分も、その母の血を受け継いでいるわけですね。


以前、勤務していた職場でも、

とある物品が破損したので、買い換えよう、という意見が多い中、


本体の機能は生きていたので、

「まだまだ使える!」

と、主張して使い続けたことがありました。


歯科の物品は高額なものが多いため、

やはり大切に、長く使う方がいいでしょうし、


特に、「自分の歯を何とか残して使う!」

という歯科医師としてのポリシーに生きていると感じています。


ただ、上記リンクにも記載がある通り、

いきすぎると物が溢れかえることになり、


整理整頓など、断捨離の妨げにもなるので、

やはり取捨選択、吟味が必要ですね。

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